山本太郎議員初質疑の文字起こし(1)

がんばれ1年生議員・山本太郎!

私は国会議員・山本太郎を応援しています。

太郎さん、昨日11月5日に開かれた参議院・内閣委員会で初めて質疑に立ちました。

も~わが子の初めての授業参観をしている気分♪

内容も私にとっては本当に待ちに待ったものだったから、中継見ながら号泣。・゚・(ノД`)・゚・。

 

あんまり嬉しかったのでYouTubeにアップされていた動画から文字起こしをしました。

山本太郎氏、参議員内閣委員会にて初質疑131105

後半の原発作業員の健康管理などの部分は後ほどアップします。とりあえず前半の子どもたちに関連した部分を3つに分けてアップしますね。

 

続きはこちら

山本太郎議員初質疑の文字起こし(2)

山本太郎議員初質疑の文字起こし(3)

 

平成25年11月5日(火)

参議院・内閣委員会

新党今はひとり

山本太郎参議院議員の質疑より文字起こし(1)

 

委員長

山本太郎君。

 

山本太郎議員

委員長。よろしくお願いします。セイケン(政党)要件を満たしておりませんが、新党今はひとり山本太郎と申します。よろしくお願いいたします。国会議員になって初めての質問です。お手柔らかによろしくお願いいたします。

今日はですね、私が今一番急がなければならない、緊急の課題だと思う福島の東電原発の事故による子どもたちの被曝、そして健康の問題、食品の安全基準、東電原発事故収束に取り組まれている作業員の方々の最悪の労働環境についてご質問させていただきたいと思います。

まずは菅官房長官よろしくお願いいたします。9月7日、ブエノスアイレス、東京オリンピックの招致プレゼン。安倍総理はIOC委員の質問に答えてこうおっしゃいましたよね。

「わが国の食品や水の安全基準は世界で最も厳しい、厳しい基準であります。食品や水からの被曝量は、日本のどの地域においてもこの基準の百分の一であります。つまり、健康問題については、今までも、現在も、そして将来も、まったく問題はないということをお約束いたします。」

このように発言されました。菅官房長官、安倍総理のこの発言の事実確認をしていただけますか?

 

菅官房長官

え~そのように発言したことは事実であります。

 

委員長

山本太郎君。

 

山本太郎議員

私ですね、この安倍総理の発言というのは、重大な事実誤認があるんじゃないかなって思うんですね。あるいは大きな間違いなんじゃないかなって思ってしまうんです。

今年8月20日にですね、発表された福島県の(県民健康調査、)県民健康管理調査(、失礼しました、)検討委員会の資料でですね、事故当時18歳以下を対象にした、平成23年度、24年度第一次検査受診者合計176,882人のうちの43人もが甲状腺ガンあるいは甲状腺ガンの疑いのある子どもたちがいましたよね。これ、4,113.5人に1人の割合だそうです。

この調査の責任者である福島県立医科大学鈴木真一教授は、18歳未満の小児甲状腺ガンの発生率、100万人に1人か2人と言われていたそうですけれども。ということはですよ、この段階でもうすでに100倍に達しているっていうことですよね。100倍以上の発生率っていうことになってしまっている。これは東電原発事故の放射線被曝による健康被害なんじゃないでしょうか?政府の見解いかがでしょうか?

 

環境省塚原環境保健部長

=総合環境政策局環境保健部長(厚生労働省官房付)塚原太郎

お答えします。(え、ホヒホヒ)本年8月20日に開催をされました第12回福島県県民健康管理調査検討委員会におきまして、ガンと診断された方々が累計で18名、ガンの疑いとされた方が25名との報告がございました。え、え、何らかの症状を訴え、医療機関を受診し、甲状腺ガンと診断される子どもの1年間の割合は。これまで10万人オーダーに1人程度ということとされております。え、二次検査が概ね終了いたしております平成23年度におけるお子さん方の甲状腺のガンの検査結果で、これまでに約41,000人の受診者のうち、甲状腺ガンの方が9名と診断されております。この割合の違いについてということでのご質問でござますけれども、その理由につきましては、今回のように高い精度の検査を無症状の子どもに実施した例が他にございません。このように最新の機器を用いいまして、無症状の段階で熟練した医師あるいは技師により丁寧な検査が行われていることから、早期の小さなガンが、これまで知られている発生率以上の割合で確認された可能性が高いというように承知をしており、国際的な見解も同様でございます。福島県県民健康管理調査検討委員会の見解

によれば、原発事故によるものとは考えにくいとされているところでありますが、環境省といたしましても、調査の実施状況及び結果について引き続き注目し、必要な支援を行ってまいりたいと考えております。

 

委員長

山本太郎君。

 

山本太郎議員

なるほど、症状に出た人が今までは受診していた、その数が圧倒的に少なかったから、今広く検査した場合に、そのようにたくさんの人たちの中に見つかってしまうということを今おっしゃられたんですね。なるほどわかりました。

続いての質問行かしていただきます。