杉並区長選挙討論会 三浦ゆうや候補②待機児童対策(文字起こし)

2018年6月24日に投票が行われる「杉並区長選挙」の討論会です!【主催】公益社団法人東京青年会議所 杉並区委員会【共催】学生団体ivote 【登壇者】※50音順 木梨盛祥 田中良 三浦佑哉 南俊輔 【コーディネーター】井田正道(明治大学政治経済学部教授)【司会】別木萌果(学生団体ivote) 

 Q.1 保育士の待遇改善や保育所の増設が進まない中で、待機児童対策としてどのようなことを考えていますか?

 

コーディネーター:それでは今度はテーマ別にお話をいただきたいと思います。まずは、事前に回答いただきました質問内容から3問についてご自身のお考えをそれぞれ2分ずつ述べていただきます。全員の回答が一巡した後に、反論、意見、補足、これは2分の発言で。反論、意見、補足が一巡した時点で再反論、再意見、再補足、1分の発言権を各自に持っております。

 

コーディネーター:まず1問目は、「保育士の待遇改善や保育所の増設が進まない中で、待機児童対策としてどのようなことを考えていますか?」についてです。それではこのテーマにつきましてあなたのお考えをお示しください。持ち時間は2分間です。

 

(田中、みなみ候補の発言)

 

コーディネーター:はい、それでは次に三浦さんお願いいたします。

 

希望通りの保育園に入れるように

三浦候補:4月に待機児童がゼロになったということで発表はされておりますけれども、実際やっぱり保育園に預けられている方とかですね、保育園入所を希望されている方のお話を聞いたところ、 やっぱりまだまだ希望のところに、保育園委は入れていない。例えば認可保育園希望しているけれども、認可外でしかとどまらなかったとかですね。あるいは、遠く離れた、自分の家から離れたところの園にしか預けられなかった。あるいは、子どもを、兄弟がお二人いたりして、兄弟別々のところにしか預けられなかったとかですね。まだまだそういう「希望通りの保育園に入れてない」という実態はまだまだたくさんあると思います。そういう理由で、結局じゃあ預けるのをやめて、自分の育休を例えば延長して家庭で保育することになったと、そういう方々もまだまだいらっしゃいますので。やっぱり希望される方が希望する保育園に預けられるような、そういう保育園の作り方。ニーズに応じてですね、地域に応じてやっぱりそれをやっていく必要があろうかというふうに思っています。

 

保育の「質」の問題

三浦候補:あと、私やっぱり「質」の問題がすごく大切だと思ってまして、今の杉並区の、いわゆる「区立移設」を、区立の保育園ですね、 民営化していくという方向は、私はやっぱり間違っているというふうに思っています。もちろん民間でもですね、頑張ってらっしゃるところ、すごく質の良いところ、もちろんあるのは存じてます。ただ、やっぱり区立の保育園っていうのは、職員の経験だとか、やっぱり年齢、あと若手とベテランとのバランスとか、あと施設の環境ですね。大変やっぱり優れているというふうに評価されておりますので、そういう質の高いところをどんどんなくしていくというのは、私は間違っていると思いますし、やっぱり保育っていうのは、自治体とか公がもっと責任を持って、お金を使ってやるべきだというふうに私は思いますので、やっぱり民営化は絶対にストップしていきたいなというふうに思っております。とりあえず以上です。

 

続く